孤独総長×全国三位の暴走族【完】
ジャラ…
その音がしたとともに服がクイッと引っ張られた。
振り返ると虚ろな目をした静が私を見ていた。
凪「静…」
静は何も言わず私を見ている。
目で何かを訴えて来るような目…。
自分の手を見ると真っ赤で、お兄ちゃんの顔は原型を留めていなかった。
あぁ…
私…
自分で手を汚して…
視界が凄くかすむ…
力が体に入らなくなって自分が倒れてゆくのが分かった。
このまま私なんて死ねばいいのに。
血の匂いが部屋中に漂う中、私は意識を失った。
凪side終わり