君だから〜たった一人の君〜

やばいて…これが恋??


ウチ命足らななるで?!


「ホンマに大丈夫なん?」


「当たり前やん!…大丈夫大丈夫」


心臓はあり得ないくらい速く動いている。


自分が自分でないような感覚。


亜倖には、それが恐ろしかった。


自分を無くすこと。


それが唯一、亜倖の恐れるものだった。


「亜倖ー!ちょお見てー?」


「なーん?」


小走りで駆け寄った先には、可愛らしい箱が置いてある店。


「ここ何屋?」

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