あの日失くした星空に、君を映して。
嘘…!バレてる!?
慌ててスカートを引っ張るけれど、確かに端っこがチラリと影の外に出ていた。
こんなところでうっかりとかありえない。
スカートを押さえたままどうにかやりすごせないかと思っていたけれど
「ほら、やっぱりおった」
ヒョイ、と顔を覗かせた美里さんと目が合ってしまうともうどうしようもなかった。
「うわぁ…可愛い子やなあ。おいでおいで。さっきは睨んでごめんな」
差し出された手のひら。
白くて細い綺麗な手を無意識に掴むと、そのまま引っ張り起こされた。
近くで見れば見るほど綺麗な美人さん。
風香はツインテールなこともあって可愛い系だけれど、美里さんはなんていうか…大人っぽい。
「なに?そんな見らんでよ。照れるやろ」
「あっ、ごめんなさい!」