ごめんね、ありがとう
「付き合ってもさ、お前なにも変わらなかったじゃん。

俺は嬉しくてどうにかなりそうだったのに

夏音はいつも通りでさ、寂しくなった。


言い訳じゃないけど、もう一回チャンスがほしい。」


「都合‥‥よすぎるよ。

私、辛かったんだから。

たくさん泣いて、ひとりで悩んで

‥‥‥でも、やっぱり

私だって、まだ奏太のこと好きだもん。」


「ごめ──ん?い、今なんて!?」


好きって聞こえたのは都合がよすぎるのか?


「浮気したぶん、幸せにしてよ!

馬鹿‥‥‥‥//ンン!」

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