ホントの気持ち。
「里琴!」
里琴を見つけて呼ぶ。
でも、里琴はこっちを見て微笑んで
ゆっくりと廊下に来る。
「透、ごめんね。私、邪魔だったね。」
「は…?」
意味がわからない。
なにを謝ってるのか、
邪魔ってなんのことなのか。。
「別れよう…?」
里琴はそう言って微笑んだ。
「なんでだよ?!」
「ごめんね。」
「何謝ってんだよ!なんでわかれるんだよ?!」
俺は怒鳴っていた。
でも、里琴は無言で。。

キンコーンカンコーン

鐘がなって、教室に戻っていった。


透、怒ってた。
私にはなぜかわからない。
変なことしたかな??
幸せを応援したのに怒ってた。
ホントは泣きそうだった。
だって、透のこと大好きだったから。
すごく好き。悲しくないわけない。
でもね?好きな人の恋を応援したいから。

私を許してね。
< 3 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop