True Love=無実の元姫=


キーンコーン……



何だかんだしているうちに、本鈴が校内に鳴り響く。




結局最後の最後まで、善波君が目を覚ますことはなかった。



「ッ、こいつ……。起きたら締める!」



ポニーテールの女の子は、プンプンと怒りながら自分の席に戻ってしまう。



あ、れ……?



てゆーか私……どこに座ればいいの??




今更になって、大切な問題に気づいた私は、とりあえず空いてる席はないかとあたりを見回す。




きっと、そこが善波君の席なんだ!



という確信を持って。




でも、不思議なことにいくら探しても空いてる席は見つからない。



な、なんで………!?




アセアセとしたまま立ち尽くす私。




コツン…コツン…



廊下からは、先生らしき足音が近づいてくる。




やばっ!早くすわんないと………!




< 13 / 14 >

この作品をシェア

pagetop