True Love=無実の元姫=
キーンコーン……
何だかんだしているうちに、本鈴が校内に鳴り響く。
結局最後の最後まで、善波君が目を覚ますことはなかった。
「ッ、こいつ……。起きたら締める!」
ポニーテールの女の子は、プンプンと怒りながら自分の席に戻ってしまう。
あ、れ……?
てゆーか私……どこに座ればいいの??
今更になって、大切な問題に気づいた私は、とりあえず空いてる席はないかとあたりを見回す。
きっと、そこが善波君の席なんだ!
という確信を持って。
でも、不思議なことにいくら探しても空いてる席は見つからない。
な、なんで………!?
アセアセとしたまま立ち尽くす私。
コツン…コツン…
廊下からは、先生らしき足音が近づいてくる。
やばっ!早くすわんないと………!