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『か、身体が腐ってたら、このままでいいよ。ていうか、多分身体が駄目になったら、師匠が教えてくれるだろ』
「まぁ……それもそうか」
ふむ、と頷き、前を向いた貫七は、少年の視線にぶつかった。
「……その猫……」
じーーーっと貫七からおりんに視線を移し、少年が言う。
ぴょこんと、おりんが首を伸ばすように少年を見た。
しばし、少年とおりんが見つめ合う。
「……ん~。どうしよっかな? ていうか、おいら、その子気に入っちゃった。おいらとしては、そのままでも一向に構わないんだけど、とりあえず魂を戻せた暁には、その子、おいらが貰うってのはどう?」
『ええっ!』
「駄目だ」
少年の提案に、おりんの驚きの声と、貫七の拒否の声が、間髪入れずに放たれた。
一瞬、しん、と沈黙が落ち、おりんはそろりと貫七を見た。
少年も、ちょっと驚いたように目を見開いている。
「え? 何で? 出来ることなら何でもするって言ったじゃん」
軽く、少年が言う。
「ああ。でもそれだけは、『出来ないこと』だ」
きっぱりと言う貫七に、少年は大きく首を傾げた。
「何で? 簡単なことじゃない? しかも自分は何もしなくていいんだよ?」
「だとしても、だよ。あんたは人外とはいえ、悪いモンじゃねぇだろう。でも、おりんは人間だ。いくら猫のままだろうと、あんたにやる気はねぇよ。それぐらいなら、俺の命をやる」
おりんは驚いた。
そこまで想ってくれているのか。
「まぁ……それもそうか」
ふむ、と頷き、前を向いた貫七は、少年の視線にぶつかった。
「……その猫……」
じーーーっと貫七からおりんに視線を移し、少年が言う。
ぴょこんと、おりんが首を伸ばすように少年を見た。
しばし、少年とおりんが見つめ合う。
「……ん~。どうしよっかな? ていうか、おいら、その子気に入っちゃった。おいらとしては、そのままでも一向に構わないんだけど、とりあえず魂を戻せた暁には、その子、おいらが貰うってのはどう?」
『ええっ!』
「駄目だ」
少年の提案に、おりんの驚きの声と、貫七の拒否の声が、間髪入れずに放たれた。
一瞬、しん、と沈黙が落ち、おりんはそろりと貫七を見た。
少年も、ちょっと驚いたように目を見開いている。
「え? 何で? 出来ることなら何でもするって言ったじゃん」
軽く、少年が言う。
「ああ。でもそれだけは、『出来ないこと』だ」
きっぱりと言う貫七に、少年は大きく首を傾げた。
「何で? 簡単なことじゃない? しかも自分は何もしなくていいんだよ?」
「だとしても、だよ。あんたは人外とはいえ、悪いモンじゃねぇだろう。でも、おりんは人間だ。いくら猫のままだろうと、あんたにやる気はねぇよ。それぐらいなら、俺の命をやる」
おりんは驚いた。
そこまで想ってくれているのか。