わたしはみんなに殺された〜死者の呪い【前編】〜
「っひっ!?」
「うわっ!?」
掃除用具入れの中に入っていた人物をみて、思わず小さな悲鳴をあげる。
………だってこんなところにいると思わないじゃない。
「広樹…………」
「な、なんだ、明美か…脅かすなよ…」
「こっちの台詞よバカ!」
心底ホッとしながら出てきた様子の広樹が、なんで怒ってんだと言わんばかりの視線を投げ付けてくる。
広樹も、私と同じことを考えて隠れた人だったようだ。
………でも、一人じゃないだけまだ安心かな。