知りたくなかった本当の気持ち

「相手が少し素直になったことだよ、來奈も素直にならなきゃ!


彼氏なんてできないよ」



一言余計!って思っていると。



昼休みを終えるチャイムが鳴った。



「もー!里桜だって彼氏いないくせに~!」


立ちながら言い返した。



「いーの。
あたしは來奈と違って、ちゃんと経験値はあるんだから」


と言うと私たちは次の行動を起こした。






「じゃあ放課後はさっさと帰るように!」


午後の授業はいつも通り真剣に聞いて、授業が終わると規則的に担任が教室に入ってきて、HRを終わらせた。




帰りの支度を終わらせた私は、里桜と1度目が合った。



『相手が少し素直になったことだよ、來奈も素直にならなきゃ!


彼氏なんてできないよ』




里桜を見たら、昼休みの出来事を思い出してしまった。



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