運命の人は1人だけ。
「美波。一緒に帰ろう。」


「ごめん。今日学級委員の仕事あって、残らなきゃいけないの。」


「そっかー、じゃあ先に帰るね。仕事頑張って。」


「ありがとう。また明日ね。」


いつもは一緒に残って仕事を手伝ってくれる葵も、今日はバイトみたい。


仕方なく、私は1人で会議室に向かった。
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