Calender_Girl


ただ、僕はいつもこんな感じだったから、この子の事を特別視している訳ではなかった。
たまたまこのMLグループに女の子がこの子しかいなかった、と言うだけの事だ(と思う)。
僕がそう思っていても、周りのメンバーが「フツーはこうだ」と言う視点で僕らを見るので



そこでヘンな思い違いが起こる、と言う事らしい。


僕はただ、なんとなく楽しいなぁ、と思ってにこにこ会話していただけなのだけれど....


12月を迎え、クリスマス、とか、忘年会、とか賑やかな時期になっていたが
僕は例によって関係なく、ぼーっと過ごしていた。それが好きなのだけれども。

MLで忘年会の告知があっても、だからそのまま放置していたりした。
マアちゃん達からも誘われた。そこのマネージャーからも「親睦しませんか」と言われたが
やっぱり、お袋を夜ひとりにしておくのはやや不安なこともあったので
真っ直ぐ家に帰ることにした。


クリスマス休暇をみんな取ってしまって、グループ・ミーティングの時
出てきたのは崇君と僕、それと彼女だけだったりした。

崇君はオフィース・ラブ(笑)なので、オフィスに居る方が楽しいのだろう。
僕は仕事がある。彼女は.....
< 90 / 202 >

この作品をシェア

pagetop