ずっと、傍にいてよねっ!
 「ハァ…ハァ…っ、どこにいるんだよ…っ」





 二十歳の誕生日を迎えた俺は、ホテル街をひたすら走っていた。






 この辺なら密集してるし、いるかもしれない。





 なんの根拠もなしに、直感だけで走っている俺ってバカなんだな。
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