続・俺様専属メイド!?

近くにいろ。






翔に引っ張られてそのまま階段の下の狭いスペースに連れてこさせられた。



そして振り返りあたしを見る。




何か考えてるみたいで、口を開かない。

だからあたしから気になったことを聞く。




「大河と知り合いだったんだね」



びっくりしたよー、と言うあたしをキッと睨む。


え、何で睨まれるの?




聞いちゃいけなかった?


もしかして因縁のライバル関係にあったとか?



それか悪い過去でもあるのかも。





「それはこっちのセリフなんだけど」




焦っているあたしに、低い声で返す。





< 115 / 366 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop