太陽と誠
プロローグ
あの日の約束を本当の意味で果たせたのだろうかと、私は今でも考えてしまうことがある。
 忘れもしない五年前のあの日、私は今でもハッキリ覚えている。
 あの春先の太陽の陽気と、温かく優しい風。そしてあの人の泣き顔。私は忘れたことなんて無いよ。
 だから、お願い。貴方の本当の笑顔をもう一度私に見せて。
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