図書室でふたり。

「失礼します。」
私は図書室に入った。



シーン………………




誰もいない。
図書室は真っ暗。



時計を見る。
もう4時だ。
話し合いは4時だと聞いた。
誰もいない。




時間間違えた??
それとも場所を??





ガラッ



ドアがあいた。




私は振り返る。




先輩だ。




「お疲れ様です。あの皆さんは??」
私は聞いた。

「みんな??こないけど??」






……………ぇ?






「だって話しあいって…」
「俺とみうだけの話し合い。」
「なによそれ!わたし帰る!」

パシ。



腕を掴まれた。
振りほどけない。



「離してください。」
「なんで避けるの??」


なんなのこいつ。
あんたがあんなことしたからに
決まってるじゃない!

何もなかったように聞いてきて、
ちょーむかつくんだけど。


「私のことはほっといてください!」
「は?」
「あと、あの写真消してください!」
「やだね。」


私は泣きながら叫んだ。
「そんなことして楽しいですか??私を脅して、泣かせてそれがそんなにも楽しいんですか??」



私はその場に座り込んでしまった。。


元カレの事で悩んでいて、
先輩のことでも悩んでる。


私、悩みすぎておかしくなる。


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