LOVE*CLOVER~青空ライン+α Limited Story~



とりあえず同学年は先輩たちに断れなくて本当に壁ドンされそうだから却下の方向で……。



それで選んだ3人は……



“やっぱりやめようぜ”って言ってくれそうな部長



ふざけて終わりそうな言いだしっぺの萩原先輩



そしてやっぱり、あたしの下心でもしやってもらうんだったらと思っていた憧れの山下先輩。



「できました!」



「おっ!できたか。じゃあやろーぜ!



二ノ宮、まさか俺の名前なんか書いてないよな?」



楽しそうな表情からガラっと変えて聞いてきた萩原先輩。



そんな先輩になんだかあたしは正直に答えるのもどうかなって思って「どうでしょうね」と答えたんだ。



袋をシャカシャカ振る先輩に、あたしの鼓動は心臓が飛び出しそうなくらいドキドキしてきた。



「何だよそれ~!まっいいけど、この中から1枚引いて」



来た。どうか部長を引けますように!!!






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