大切なアナタへ

伊藤さんは、あたしに背を向けて、




「バイバイ♪」




って、いつもの笑顔でそう言って、歩いていった。





男子が迫ってくる。多分、上級生。





「な、なんですか・・・・ッ」






「可愛いね~♪
今日は俺らと楽しもっか」





・・・・・ッ




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