東堂くんは喋らない。
「いやー、ほんっと、ありがとうね東堂くん!」
「…なに突然」
焼きそばも食べ終わり、花火もクライマックスに差し掛かる中、東堂くんを見ると、東堂くんも私を見ていた。
「きょう来てくれてさ!
今日はすごい、楽しかったよ」
焼きそば食べれたし、東堂くんの好きなものもまた一個知れたし、花火は綺麗だったし…思いがけず手なんて繋いじゃったりして!きゃー!
…なんてことは言えないけどさ、
「これでまた一個、私との楽し〜い思い出が増えてしまったね東堂くん!?」
「…だな」
…え