【続】キミとひとつになれたら
藤堂さんが戻ってこないまま、夕飯の時間は終わった。
「河瀬さん、あんまり食べてなかったけど、大丈夫?」
片付けをしながら、桜川さんは心配してくれた。
優しいな……。
「大丈夫……お肉、苦手で……」
「そっか。あ、ねぇ、よかったらお風呂一緒に入らない?」
「あ……ごめんね。1人で、入るよ」
一緒になんて入れない。
だって私の体、傷だらけで醜いもん。
桜川さんは微笑みながら「了解」と言った。
「河瀬さん、これからも学校で話しかけてもいい?」
「えっ……いいけど、いいの?私といても、いい事ないよ?」
「あははっ。私は、河瀬さんと仲良くなりたいんだよ?デメリットなんかどうでもいいよ」
変わった人だな。
こんな私と、本気で……。
だけどやっぱり、嬉しかった。