【続】キミとひとつになれたら
「っ……ダメっ……」
ヤダ。
お願いだから。
「小春?」
「ダメっ!!!行かないでっ!!!行っちゃダメ!!!」
翔くんに抱きついた。
ギュッと、強い力で。
行かせたくない。
行かせちゃダメ。
何故か心がそう叫んでた。
「お願いっ……ここにいてっ!!そばにいてよっ!!翔くんっ!!!」
「河瀬ちゃん、どうしたの……?」
「小春。心配してくれて、ありがとな」
子供を宥めるみたいに、微笑みながら、私の頭を手でポンポンと撫でてくれた。
「すぐに戻ってくるから。大丈夫だよ。何も起こらないから」
「でもっ……」
「平気だって!悠希も俺も、すぐにやられるような弱い男じゃないから」