闇に染まった真実。



あー、学校行きたくないな。


私の名前は黒瀬栞。


私はまだ1年で、高校に入ったばかりなのにもう早く卒業したいほど嫌だ。




まず、授業なんて授業になっていないし。もう少しいいとこ入っとけばよかったなんて、後悔しかしてない。



それに、あの日まで白牙という族で姫をやっていた。



初めての優しさに触れた私はあっという間に騙されて。


今、冷静になって考えると本当に馬鹿だなぁって。





もう、ため息しか出ない。




< 3 / 284 >

この作品をシェア

pagetop