女神の微笑み
でも、さくらは、今の自分が利用されていることに気づこうとはしなかった。

どこかでまだ、風間を信じていた。

そうしないと、本当に、さくらは全て失ってしまうことを、知っていたからだ。

でもそれはまた、さくらのそんな思いは結局、さくらが離れないことを望んだ風間の狙い通りにしかならない。
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