紅一点の最強美少女!!!
『来週文化祭って早いね〜』
やっぱりきょーセンの緩さが写ってるけど、気にしない。
双子がオススメしてくれた、抹茶味のチョコレートを口に放り込みながらそう言った。
こうも行事が重なってたら、先生とか生徒会とか…忙しくて倒れるんじゃない?
……てか、この学校生徒会とかいるの?
活動してるの見たことないし、絶対権力的には生徒会よりも麗華が上の気がする。
『夏、うちって、生徒会とかあるの?』
どこかの情報を調べていたのか、眼鏡をかけてパソコンと向き合っていた夏に声をかけた。
忙しかったならごめんね、夏。
だけど、おかし食べてるときの双子は話聞いてくれないし、将は下でゲームしに行ったし。
類なんて、また私の膝で寝てるんだから仕方ない。
流石に何回もやってたら慣れたよ、もう。
類の髪の毛って柔らかいから触り心地とかいい事を発見したし。
『んー…生徒会ね…』
私の質問に、苦笑いを浮かべながら言葉を濁した夏に、首をかしげる。
そんな私を見た夏は、困ったように頭をかいて笑った。
『生徒会はね、敵なんだ』
……はい?
あまりに唐突な言葉に、類の髪を撫でている手を止めて夏の言葉を頭の中で繰り返す。
眠りが浅かったのか、手の止まった私を不思議に思ったらしい類が、目を摩りながら起き上がった。
生徒会が……敵?