あなたがいるから…

ピンク色の恋



優 「え…?いまなんていった...?」


彼 「だから!俺と別れてって言った」


夏休み。


部活が終わって彼氏に『大事な話がある』

って言われたからついてきた結果こうなっ

た。

半分予想はしてたけどね。

でもやっぱりあたし別れたくない。

そう思ってたらいつの間にか背を向けて

走っていた。


『なんでよ...』


なんで?なんでなの?

こんな事になるなら付き合わなければ
良かったかも...


あっちから告ってきてあげくのはて
突き放されて。


もうっ。ほんっとあたしってついてないよね。はぁもうこんな自分がやだ。



「おい優!そんなネガティブなことゆうなよー」


あっ。


優「嵐汰...。」

幼馴染みの嵐汰が校門のところであたしを呼んだ。

……。

嵐汰「.....ははっぶはははははは!!!!!!!!おまっお前なんて顔してんだよ」


はぁ?なに笑ってんだよ?こっちは失恋して泣きはらしたって言うのにこいつってやつは~!

優「そんな笑わなくてもいいじゃーん!!!!」

ベシッ

嵐汰「いてーな!俺ホントのこと言っただけだろ?感謝しろよ」


優「あらた…」


嵐汰「ん?(なんか急に大人しくなったな) 」



優「ぶっ殺されたいの?(^言^)」

あたしの欠点それは怒ると『殺』という言葉を使ってしまう事。


嵐汰「ひぃぃぃぃ!!!!なってなかったー!?」

優「はぁ?なんのこと?」

嵐汰「いやこっちの話」

優「ふーん」


あっもう家かっ
まぁ嵐汰とは家が隣だけど

優「じゃ!」

新汰「おう!じゃーなー」


嵐汰が見えなくなるまであたしは嵐汰の背中を見続けた。


嵐汰のおかけでなんかスッキリしたなー!

珍しく感謝。


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