私立宮桜学園物語

私立宮桜学園…ー
略して宮学。

誰もが一度は憧れる名門中の名門。
全国各地のお坊ちゃまや優秀な実績を持った、いわゆる選ばれし者が通うこの学校に私、桜木結愛(さくらぎ ゆな)は入学した。

どうしてって…?
いや、私が知りたいわ!!
大した家柄でもなければ、何か才能があるわけでもない。
ごく普通の女の子。
つい最近までは近所の公立高校に通うために受験勉強をしていたのに…

事が起こったのは3日前。
公立の受験に失敗し、これからどうしようかと悩んでいた私の元に届いたある手紙が、私の人生を変えたのだ。

★・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚★・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

「結愛、なんか手紙きて…って、
えぇええええええ!!?」
「なっ…どうしたのお母さん!?」
「み…みみ宮桜学園って!!」
「えっ!?」

私宛に届いた宮学からの手紙。
そこに書かれていたのは…
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