揺恋〜変わらずに揺らぐ気持ち〜
「あっそうだー。私のこと美結奈でいいよ。」
「っ!!わかった。」
美結奈。
名前で呼べるんだ。
嬉しい。
そして美結奈も嬉しそうに笑ってる。
「…あれ?親は?」
「…ぁ、あぁ。お母さんはもういないんだ。お父さんは仕事で深夜近くに帰ってくるの。」
この日、美結奈のことをたくさん知れた。
僕は美結奈を支えたくて、
夕飯はたまにうちに食べに来ると決めた。
それが僕たちの距離をもっと縮めた。