☆子犬系男子にご用心☆
「あそこに、スペシャルランチメニューがあって、私はもっぱらそれのイルカを頼んで。臣も誘うんだけど、自分はいいって普通のメニューを頼んでたわね」
みゆさんの声が、頭の中を通過していく。
手が、震える。
ズシン、と体が重くなる。
―僕、好きなんだよね。イルカとか
コマ送りのように。
蘇るのは。
―そうだ、ここスペシャルランチメニューがあるんだって
あの時の、臣の言葉。
―僕は、イルカにしよ
ああ。