虹色→ジゲン
第二章【覚醒】

1 イブと力と転生者夏喜

あれ、リンが、さっき見せた水の能力だ。

あ、こっちは隼人の桜の花びらだ。

これはついさっき、見た光景……

もしかしてこれって時の次元を遡ってみてる?
いや、今この時の次元にわたしがいる?


だったら、時の次元を未来へさかのぼれば………


そのとき、頭から…これは、声?誰…?女の人の声だ!何か言ってる……?

何!?



(時と次元を合わせるこの世を色鮮やかに統べる七つの次元の力、あなたに転生したのね、夏喜さん。私はあなたの中にずっといたのだけれど、夏喜さん自身がこの力に気付き始めたから話しかけることができました。)





(あ、あなたは、一体誰?)






(私もかつてはあなたと同じ力を持った者。イブと言います。あともう一人あなたと同じ力を持った者がいるの、その者も転生者、前世はアダム。これから次々と大変なことが起こるけど、あなたも、欠けた記憶が戻る時が来ます。)






(欠けた記憶………?イブ?アダム?)








(大丈夫、あなたならその力を私よりも上手く使いこなせるでしょう。さぁ、夏喜さん、あなたを覚醒させます。これで私の役目が果たせます。さぁ、唱えて)





(唱える?役目?)







(さぁ、いきますよ!「目覚めよ、色鮮やかに統べる時と次元の七つの力。今この時を持って覚醒せん」さぁ、唱えて下さい、夏喜さん。)








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