闇の少女~復讐劇~
そう、上辺だけの。

「本当は、そんな奴だったんだな。」

神木璃玖斗(kamiki rikuto)が、冷たく言い放った。

「お前はもう、この族の姫じゃねー」

杉山裕太(sugimoto yuta)が目も合わせずにゆった。

「出てけ!空気が腐る!」

赤羽涼介(akabane ryousuke)がこっぴどく睨む

「呆れますね。初めから気付いていれば」

皆木氏椿(minagishi tsubaki)が大人しめに呆れて言う

え?なに?私、何かした?

私は、中條蘭(nakajou ran)今すっごい責められてる。

「な、何かしたい?」

焦り気味で聞いた。

「惚けんな!お前が他の族にも所属していて、俺らの作戦全部バラしてんの知ってんだよ!亜弥が、教えてくれたんだよ!」

え?亜弥?亜弥というのは、私の後に姫の座についた奴のこと。
本名は、林道亜弥(rindou aya)という。

亜弥が?そんなはず

「まってよ、私はこの花龍しか入ってないよ!それに情報も「は?亜弥が言ってんだから間違えねーんだよ!」

「信じてよ‥‥」

「出てけ!」

きゃっ!

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