クールガールと獣《ケダモノ》くん
とは言ったものの…


来てしまった。


繁華街にひときわ目立つ
ブラックナイトの看板。


「No.3…恭。」


入り口にある写真に
白金のホストがいた。


「お客様、どーぞ。」


「え、いや…わっちょっと…」


半ば強引にボーイに中に入れられてしまった。


「「「いらっしゃいませ。」」」


スーツを着た男たちに出迎えられる。


きらびやかな店内は
沢山の客で賑わっていた。

「あの、私やっぱり…「いいからいいから。」


< 24 / 220 >

この作品をシェア

pagetop