私の彼氏さま!!
「汐音…起きてたのか。ただいま」







「お風呂沸いてるよ。…ご飯は?」







「ん…ごめんだけど、いらない」


しゅるっ、と制服のネクタイを緩めながら
そう言った秋くんの表情は酷く疲れていた







「風呂、入ってくる。先に寝てて」






「うん、分かったよ」






私の横を通り抜けて風呂場へと行ってしまった。














秋くん、








あなたから、














なぜ…













女物の香水の匂いがするの?

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