〔完〕生と死の境界

壊れた日

そんな平凡でつまらない毎日が崩れた日は、雨が降っていた。

朝、親とつまらない言い合いをして家を出た私はいつも以上につまらない時間を過ごし、帰る気にならない家に向かっていたときだった。

横断歩道を渡ろうとしたとき、かなりのスピードを出していた車が雨でスリップして突っ込んできたのだ。

私は離れていて特に気にしなかった。

ふと、横断歩道に目を向けた。
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