狂愛の元姫*完*



私は立って教室を出ようとした
それを蒼龍の皆は見て私を止めた



「…なッ…」


急に掴まれた腕
逃げないために思いっきり掴んでるせいか
すごく痛い


「ちょっと屋上、こいよ」


拒否権なんてなかった



私は無言で蒼龍の後ろをついてった
睨みながら



  
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