HALF MOON STORY



買い物済ませてを



コンビニを出た



堤防道を公園を目指す



やがて公園の入口が見えてきた



同じように公園に



遊びに来た人達の車の後ろに



順番に並んで駐車場に



車を止める



お弁当を持って公園へ行く




川沿いにあるその公園は



天気が良いこともあって



人が沢山いた



みんな手に遊び道具を持っていた



運動できる格好をした人もいた




その人達の作る流れに乗って



公園の中を目指す



春の公園は花でイッパイだった



芝生を囲むように季節の花達が



色とりどりの花を咲かせていた



芝生の上は



自分と同じ様に



お弁当を食べようとする人で



一杯だった



歩きながら



腰を下ろせそうな所を探す



探しながら、道の両側に植えられている



花を眺める



美しさに見とれていると



この景色をハルに見せたくなった



私は写真をスマホで撮影し



メールをハルに送ってみた




ピンクと白のつつじ



芝桜にたんぽぽ



明るい日差しの下で撮った写真は



あなたに届いているのだろうか



私は木の下にようやく



腰を下ろせる場所を見つけて



腰を下ろした



新緑の間から太陽の光が



風に揺らされた木の葉の間から



キラキラとこぼれ落ちて



自分の上に振りそそぐ



風は穏やかで優しく



私の頬を撫でていった



私はお弁当を広げて食べ始めた



隣でお父さんと男の子が



サッカーを始めた



その向こうでは



女の子がお父さんと



ドッチビーを投げて遊んでいる



難しいらしく女の子は



癇癪をおこしていた






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