わがまま王子のご機嫌取り♡
「な、何も・・・聞いて・・・ない・・・。」
今にも泣きそうな声で私は答えた。それでも龍の声が頭の中で何度もリピートして来る。
『あぁ、私はこの人に関わるんじゃ無かった。』
そう思った。
「本当だな!嘘じゃねぇだろうな!?」
龍の声が怖くて、顔が上げられない。
『怖い・・・。ココに居たくない・・・』
立とうとすると・・・。
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