真実の元姫。

「私もね、千秋に救われてなかったら周りの人達みたいに千秋の事を信じなかったかもしれない。」

でも、俺たちや海龍は救われていながら一度千秋を裏切った。

マミみたいに千秋を完全に信じていなかったってことだ。

でも

「それでも、千秋は恨んだり憎んだりはしないんだろうなぁ。何を言われても何をされても、絶対に。」

千秋は、許してくれるだろう。

あの笑顔で。

なんのこと？ってとぼけたりして。

本当に

優しいやつだから。

「だから、もう絶対に千秋を傷つけないで。これからたとえどんなことがあっても最後まで千秋を信じてね。」

「「あぁ。」」

「「おう。」」