美女と獅龍
ドアを閉め、そのまま座り込む。
「俺だって触れたいけど……やっぱ、辛い。
また拒否られたら……って思うと、触れないよ。
はぁ……面倒くせぇな、俺。」
頭を掻きむしった。
「なんで、こうも上手く行かねーんだろ⁇」
好きな人と両想いになれない。
今まで、好きだった人と両想いになんてなったことない。
「ま、そういう運命なのかもな。」
ここはもう、割り切るしかないと思う。
粘って、どうにでもしてこっちを見て欲しい……っていう気持ちももちろんあるど……うん。
やっぱ、恋って面倒。