愛に変わった涙
夜の街



ぶらぶら




ぶらぶら





何をする訳でもなく
友達と2人で
夜の街をぶらつく



「さやかー次どこ行く?」

「んーてきとーに笑」


「てきとーかよ笑」



この子は出会って一年になる
友達のトモカ。

知り合ってから一年だけど
どんなに長く一緒にいる同級生とかより
ずっと気が楽だ。



「すいません」


1人の男の子に声をかけられた。


「はい?」


うちは答えた



「ホストクラブとか行った事あります?」


黒くて少し長くて
綺麗にセットされた髪をいじりながら男の子が言った。



「え?さやか15歳になったばっかなんだけど笑」

「あ、まぢ?笑」


「うん、ね?トモカ」

「うん笑」


「ぢゃあさ友達になろ!」

「さやか携帯止まってる〜」

「えー‥ぢゃあトモカちゃんは?」

「ん?大丈夫ですよ」


「俺名前時雨って言うから」



これが時雨との出会い



トモカと時雨がアド交した後も
少し会話をして


雨が降り出したから



帰る事にした。
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