【短編】もしも貴方が
達也は私に話があるから来て欲しいと言う。



今日は忙しい日だと思った。

祐司は優しく見送ってくれた。


「彼女は?」
「帰した」
「可哀相」
「それより大切だから」

話をしていたら祐司の家に着いた。

女の子の香水がまだ残っていて、私は複雑な気持ちになる。
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