まだ一緒にいたかった。




“俺は美術の勉強してんの”

“はいはい。言い訳はいいよ”

“んじゃ、見てみろよ”

そういって別のノートを差し出す。
そこには、綺麗な海が書かれていた。


「…綺麗。」


つい、言葉にしてしまう。


「俺の思い出の場所。」


思い出の場所…。

“すごい上手に書くんだね”

またノートの端に書いて、神野くんにみせる。



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