あなたと私の秘密の図書室

秘密の図書室?

等と思っていたらいつのまにか見知らぬ部屋の前に立っていた。…怖っ!!じゃなくて、ここはどこ!?
「ここは俺しか知らないとこ。」
どういうことだ、それ。
「皆知らないの?」
「そういう訳じゃねーんだけど…んー、父さんから3人とも自分の部屋以外にもう一個貰ってんだよな。で、その部屋には自分と許された人以外誰も入らないってことになってんだよ。だから俺も二人の部屋はどういうのかわからねーんだよな。あと、場所もわからない。」
確かに、徹のこの部屋も来るまで結構曲がったかも…。
「じゃ入るぞ。」
「私入っていいの?」
「うん。」
ってまさかの鍵ぃ!?鍵使うの!?
カチャ…。いいおとだ♪
中に入ると…沢山の本。まるで図書室だ。
そしてその真ん中には大きい机。
「すごい!徹、この本どうしたの?」
「小さい頃から本読むの好きだったんだ。で、捨てたりするの嫌だったから、この部屋使ったんだけど…溜まりすぎて今図書室みたいになった。だからジャンル広いぞ。漫画もあるし。」
すごい。児童書から文芸書まで。あ、参考書もある。…国語、ほこりかぶってるけど…。
「そこの本棚ずらしてみて。」
ここかな?よっと…。あ、ベッドだ!
「そこで寝るときあんだよ。今度寝てみる?」
「うん!」
すごい!本に囲まれながら寝るとか理想だよ!
「あとそこ。」
よっと…。すごい!お菓子とか保存食がおいてある!冷蔵庫の中にはおにぎりとか飲み物も!
「まる一日過ごせそうだね。」
「たまに過ごすよー」
マジですか。いいなー。…本に囲まれる…いい暮らし♪
「徹、本好きだったんだねー。」
「まぁな。だから文章問題はとけるんだよ。…漢字とかはダメだけどな。」
勿体無いな。
「じゃ、勉強しようか。」
お、徹がやる気だ。いいことだけど…珍し。確か小さいときも国語はしてなかったし。
「うん。」
「さっさと理解して星奈に勉強教えてやらないとな。」
う。そう来たか…。あー、怖い…。じゃ改めて…数学するか。…って質問してまだ答えて貰ってなかった!!
「あのー、徹…。」
「あ。そういや教えてなかったまんまだったな。ここは…こうしてー、…」
う。悔しいけど…めっちゃわかりやすいじゃねーか!
「わかった!ありがとう!分かりやすかったよ!徹の説明。」
「ん。ありがと。」
あ、嬉しそう。
「じゃ、俺もできてるから、答え合わせして。」
あ、説明すればわかる人なのか。さーてと…合ってる。合ってる。
「すごい!1問しか間違えてないよ!」
「ところどころ参考書も見たからだよ。ま、星奈の説明が分かりやすかったんだろうな。」
そう言われると…嬉しいな。
「じゃ、次は文節の中のやつだよね。これは…」
少し難しいんだよね…区別が。まぁ本読んでるなら大丈夫かな。
「じゃ、さっきの文を更に区別して。」
「うわ、めんどいな。」
「それ言ったら何もかも終わりだから!!やめよう?!」
「はーい」
あ、プクーッてしてる。かわいー。って何考えてるんだ私は!
「じゃ、やってねー。」
さて、私はさっきのを極める!ことをしよう。……えーと、これはこれだから。…んー、そうか!こうか!なるほどー。
「わかった!!」
「なー、星奈~休憩しよーぜ。」
少し早いよーな…まぁいっか。
「わかった。」
「ってことだから、星奈…回復させてね。」
う、ちょっと嫌な予感が…。


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