禁断の恋~ただ愛されたかった~
2
あの日以来、あれから莉緒くんは帰ってこない。

かれこれもう一週間になる。

ハァー。

最近眠れない。

この1週間で3時間ぐらいしか眠れない。

小さい頃からそうだった。

一人では眠れなくて、よく莉緒くんと寝ていた。

莉緒くんからあの言葉を言われてからは一人で寝ようとしたけど無理だった。

だから、今は睡眠薬で寝ている。

この事は誰も知らない。

そういえば昨日で睡眠薬なくなったんだ。

病院いかなくちゃ。

私は着替えて家を出ようとすると、

運がいいのか、悪いのかわからないけど莉緒くんに会った。

一週間ぶりに見る莉緒くんは少し、げっそりしている。

大丈夫なのかな?

『___り、莉緒くん!』

「_____」

顔は合わせてくれないけど、目だけはちゃんと私をとらえていた。

『__大丈夫?疲れてるの?』

「___お前にはかんけぇねぇだろ」

そういわれると言葉がでない。

拒絶されているんだ。

心が痛い。頭も痛い。

『そっ___か。ごめん__ね?じゃ__あ私、いくね。』

途切れとぎれだけとちゃんと言えた。

悔しい。なにもできない自分が。

何か合ったのかな?こんなにも弱くて悲しそうな莉緒くんを見るのは______2回目。








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