路地裏物語屋
3時になったので、おやつを食べる事にした。
お昼を抜いたから僕もお兄ちゃんもお腹がペコペコだ。
「うわぁ!チョコレートにクッキーに、ポテトチップス!早く食べよう!ゆーた!」
「そうだね!お兄ちゃん!」
二人でお菓子の封を開けて手を伸ばした。
暫く黙ってポテトチップスを二人でむさぼっていた。
次にお兄ちゃんが手に取ったのはチョコレートだった。
それからそれを2つに折って
「はい、ゆーた!」
大きい方を僕に差し出してきた。
いつものお兄ちゃんの癖だ。
お兄ちゃんはなにかを半分するときは、大きい方を僕にくれるんだ。
受け取りたいのは山々だけど、今日は僕がお兄ちゃんなんだから我慢しなくちゃ
「食べなよ、お兄ちゃん!」
「本当!?やったぁ!」