隣のあなた。

私が黙っていると

「冴島さん、すみません…これから行くとこあるんで…」

そう愛美さんが言ってくれたけど
徹さんは引き下がらない


「いや、水島さんに用があるんだ。少しでいいから時間とれない?」


職場で引き下がらない徹さんを初めて見たきがする……


『用があるなら、ここで聞きます…』


私がそう言うと、徹さんは少しだけホッとした顔をした。


「紗織、大丈夫?」
「…私、あそこにいるから……」


愛美さんはそう言って
少し離れた所で待っててくれた
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