隣のあなた。

男の言葉に私は何も言えず
そのまま車を降りた。


そんなことまで知られているの?
なんで、知ってるの?



ありとあらゆることを調べる……
そういうことなの?


普通に生きてきただけなのに
突然、そんなこと言われても……


……っていうか
言われなくても…
別れるつもりなんだけど。



……。
あれ?
あの男……


もしかして……
あの時の弁護士?
確か……名前。。。


二宮!……違う。
井宮!……違いなぁ……

……あっ
今宮!
そうだ、今宮さん……。
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