隣のあなた。



『ま、愛美さん!』


私が驚いていると愛美さんは笑顔で
私を支えながら歩く


「疲れてない?お茶入れるからリビングで休んで待ってて」


敦司さんは荷物を持って
どこかへ行ってしまった



「ここ、敦司くんの実家…社長の自宅よ」


やっぱり……
ってことは、ここにお世話になるの?


「紗織がいる間、私もここに泊まることにしたのよ」


『え?本当ですか、やった』


ってことは
私と敦司さん、お義父さんと愛美さん
なんか……家族で住むって嬉しい。
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