大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。

「美桜よーたんダンシュ。いっぱいれんちゅうたのよ」
キャッキャッとはしゃぎながら言う。

「そうか…」
私は、その姿をただ見つめていた。

こんな姿をお義母様にも見せてあげたかったと思いながら

そうすると
「梨花~これからバザーの出品を始めるって言うてたで!?」
すみれが私を呼んできた。

「あ、はーい。
あなたは、どうするの?先に帰る?」
これからバザーがある。

だがアイツは、バザーとか興味が無さそうだし

「あぁ、せっかくだし俺も手伝う」
アイツが、そんな事を言ってきた。

えぇっ!?

「でも、いいの?
バザーとか興味なさそうなのに」

「…あっ?
どうせ暇だし。コイツも居るしな」
香月をあやしながら言う。

「あ、そうね…」
確かに香月も居るから居てくれると助かるわ。

< 65 / 167 >

この作品をシェア

pagetop