一人



下のクラスからあがってきた生徒が原因だったのかもしれない


彼女の名前は沙紀(さき)

前のクラスでも中心人物で人を引きつけるのが上手い可愛らしい少女だった


私は前から彼女を知っていて挨拶はもちろん合同授業になると必ず喋る仲だったのでとても嬉しかった





そんな彼女は学級委員になった
澪と沙紀の2人で…









少しだけ、ほんの少しだけ不安がよぎったが『考えすぎだ』と自分に言い聞かせた







そう思いたかった
< 30 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop