竜王華伝 (完)
「思いきり引け。雑魚だ」

僕の、変貌に驚いたのか…震えた声で了解と言った。

たかが雑魚に時間を使いたくないんでね・・・

僕は、窓を開け引かれていく雑魚を見ていた。

すると、一人が言った。

「俺らは影風の傘下なんだ!負けるわけにはいかねぇ!!!!」

………影風の傘下…ね?

気が変わった。相手をしてあげる。

僕は車から降りた。
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