竜王華伝 (完)
春兎side
*春兎side*
「ねぇ、ハルハル。」
「なんですか?」
「俺、変わったと思う?」
急にそんなことを聞いてくるとは…思ってなかった。
郁は、最近…喋らなくなった。
本当がこれだから、いいのかも知れない。
「さあ?僕に言われても…」
「そうだよな。」
「どうかしましたか?郁らしくないですよ?」
「俺、らしくない…か」
思い当たるんだろう。
郁と僕は…竜王の中じゃ結構仲がいいから。
「ねぇ、ハルハル。」
「なんですか?」
「俺、変わったと思う?」
急にそんなことを聞いてくるとは…思ってなかった。
郁は、最近…喋らなくなった。
本当がこれだから、いいのかも知れない。
「さあ?僕に言われても…」
「そうだよな。」
「どうかしましたか?郁らしくないですよ?」
「俺、らしくない…か」
思い当たるんだろう。
郁と僕は…竜王の中じゃ結構仲がいいから。